区議会で明らかになった大規模プロジェクト
区民の税金を、歌舞伎町や新宿駅周辺にどこまでつぎ込むのか

 2000年から黒字続きの区財政。税収が増えたこともありますが、区民へのサービスを削減したり、有料化や値上げをしたり、区の施設や運営を民間委託、民営化したり、区民へしわ寄せした結果の黒字とも言えるのです。区民の税金は、区民のくらしが大変なときこそ区民生活を支えるために使うべきです。過去に「財政難」を理由に区民に「我慢」を強いてきたことも、黒字が続いているのですから復活させるものがあっても良いはずです。しかし区は、削減した区民サービスを復活しようとはしません。
 一方、区長が今、最も力を入れているのは歌舞伎町や新宿駅周辺の整備です。ここに莫大な税金を使おうとしていることが2006年第1回定例会でわかりました。大きな事業としては、JR新宿駅の東西自由通路に71億円かかると言われていますが、それをJRが3分の1、国が3分の1、自治体が3分の1負担することになっています。自治体と言っても東京都はあまりお金を出す気はなさそうですから、約23億円のほとんどが区民の税金からです。(都区財政調整から出るとしても、区民の税金であることに変わりありません。)
 今度の議会で更にわかったことは、地下鉄13号線が明治通りの下を通ることになりますが、そこへつなげるためサブナード(靖国通りの地下街)を2012年までに延伸するというのです。現在のサブナードは新宿地下駐車場株式会社が経営していますが、商店街の下に駐車場があります。これと同じ形で延伸すると213億円もかかると言われています。これとは別に、コマ劇場方面にサブナードを横に延伸する構想もあるというのです。
 歌舞伎町には今後3年間で2億5000万円の税金が投入されて花道通りなどの道路整備等が実施されることになっています。区長は「歌舞伎町が良くなれば新宿区が良くなる。」と言って、これからますます歌舞伎町や新宿駅周辺に税金を投入する考えですが、みなさんはどう思われますか?介護保険法の改悪や障害者自立支援法の施行で、高齢者や障害者の経済的負担が増えます。こんな時だからこそ、区民の税金は区民のくらしを第一に考え使うべきではないでしょうか。
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  以上のような歌舞伎町の動きは、予算特別委員会の時点では議会に対して報告はされていませんでした。なぜ沢田あゆみがこの動きをキャッチし、質問で明らかにすることができたのかというと、ネット検索で情報収集しているなかで、「マルチクリエーターてらたにこういち氏」のブログがヒットしました。読んでいくうちに、歌舞伎町に関する重要な情報が含まれているがわかったのです。
  てらたにこういち氏は、区長が会長を務める「歌舞伎町ルネッサンス推進協議会」が発行するフリーペーパーの制作を担当している人で、区が予算を付けた花道通りの整備についても、区役所からは得られないような情報が書かれていたりするので、興味のある方はこちらをご覧下さい。
「歌舞伎町ルネッサンス」【てらたにこういち氏のブログへ】