西早稲田3丁目の戸塚市場は、今年度末で市場としては廃止され、その2階以上に30戸ある教職員住宅も廃止されます。
  その跡をどのように活用するかについては「戸塚市場跡地活用地域会議」が立ち上げられ、戸塚特別出張所を事務局として23人の委員が議論を始めています。
  区は、来年度から4年間の実行計画(素案)で、戸塚市場については約1億5000万円かけて外装・内装・設備の改修(耐震工事は既に済)を行うとしており、それによって施設自体は10年近く使えると言っています。そして、1階は大型家具のリユースショップなどリサイクル活動の場として活用し、住宅部分は住宅としての活用を考えるとしています。
  しかし、この施設は築44年経っており、老朽化をきっかけに市場の廃止が打ち出された経緯もあり、地域のみなさんからは立て替えて地域住民が利用できる施設にしてほしいという要望も根強くあります。
  沢田あゆみは、区の計画を押しつけるのではなく、地域会議の議論を尊重し、住民の意見を聞いて跡地活用を検討するよう求めました。