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10月27~29日の2泊3日で、新潟県(野党統一の知事が誕生したばかり!) の新潟市と上越市に視察に行ってきました。新潟市は、「新潟市行政改革プラン2015」について、上越市は、議会改革と、PFIによる上越市市民プラザの施設整備運営についてです。

①新潟市

「新潟市行政改革プラン2015」は、2014年度までの行政改革プランが終了し、2015~2018年度の次なる行政改革プランの現在2年目ということでした。これまでの行革では職員数の大幅削減や、事業の民間委託や指定管理者制度の導入などを進めて来たそうで、これはどこの自治体も同じです。

ところが、28歳~40歳の職員数が他の年代より極端に少なくなってしまったため、今回の行政改革プランでは職員数の削減ではなく、職員の年齢の平準化を行うことにしたそうです。具体的には新卒採用だけでなく社会人経験者の採用を積極的に行っているとのこと。

最も注目したのは、市民満足度を窓口アンケートと市民アンケートの2つで指標化し、同時に職員満足度も職員アンケートで指標化するというもので、職員満足度は7点満点の4.6以上を目標とするという試みは、行革計画としては私も聞いたことがなく、大変興味を持ちました。新潟市では職員の創意工夫で事務改善が進んでいるというのも納得です。

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②上越市

視察に行こうと思ったきっかけは、早稲田大学マニフェスト研究所の議会改革度全国調査で、市としてはトップ3にランクインしたということです。上越市議会は、早い時期に議会基本条例を制定し、アウトリーチ型の発信が様々な形で行われています。例えば、議会としての議会報告会・意見交換会を市内各地で行ったり、小中学校や高校、大学にも出かけて行きます。新宿区議会がまだできていない分野であり、帰ったらすぐにでも実現に向けた議論を始めたいと思いました。

PFIによる上越市市民プラザは、ジャスコの撤退で大規模な商業施設跡が廃虚のようになっていたところを、お年寄りから子どもまであらゆる世代が使える市民プラザとして市がPFIという方式で整備したものです。施設そのものは市民のみならずとても良く利用されていると思いますが、PFI方式ははっきり言って行政としてのメリットは少なく、新宿区のような自治体にはデメリットの方が大きいので、採用することはできないと思いました。
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