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先週、一橋大学の大学院生から【インタビュー調査】をしたいとメールがありました。彼らは、若者と政治家との間にコミュニケーション不足があると感じていて、それを新たなサービスアプリを開発することで距離を縮めたいのだと。私にとっても若者の意見を聴く良いチャンスと思い、早速日程を調整して学生さん二人と会いました。

最初に、「今日はこの後に相談会を入れてるから…」と話すと、「どんな相談が来るんですか?」と、そこから質問が始まりました。今は都営住宅の募集期間だから、申し込みのお手伝いをする相談会をやっていますが、その他にも顧問弁護士と一緒に法律相談もやるし、電話やメールでも相談を受けます。若者は何かあったとしても区議会議員に相談をするという発想にはならないんだそうで、だから、どんな人が何を相談しに来るのか聞いてみたくなったようです。中には中学生がメールで相談してくることもありますよと話すと、とても驚いていました。

その他にも、なぜ政治家を目指したのか、議員の1日ってどんな感じなのか、区議会議員選挙の投票を政党で決める人がどのくらい居ると思うか、有権者に選んでもらうために心がけていることはあるか、などなどたくさんの質問を受け、私としては、飾らず率直にお話しさせていただきました。

最後に、彼らが考えている有権者と政治家の双方向交流アプリについて構想を聞せていただき、私なりの意見を伝えました。例えば議会質問等をテーマごとに集めて見やすくするものは、私たち議員も活用できるなと思いましたが、実際の運用は大変だろうなと思いました。いずれにしても、ネット情報とかアプリというのは興味がある人がアクセスしてくるものであって、むしろ政治に関心がない人にどうやって関心を持ってもらうのか、そこが大きな課題だと思います。

取材に来てくれた院生は、私の子どもと同世代ということで、子どもの友だちと話しているような、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。今後も機会があれば若者とたくさん対話していきたいと思います。取材してくれたお二人さん、ありがとう!