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新宿区が「デモの出発地として使用できる公園の基準」を変更し、4ヵ所から1ヵ所に制限をしたことが、憲法の保障する「表現の自由」を侵すものとして、撤回を求める区民のみなさんが本日、シンポジウムを開きました。

基調講演は首都大学東京教授の木村草太さん。いつもテレビでお馴染みのイケメン憲法学者です。「表現の自由」とは何かについて、「大学の授業みたいな話をしますが、みなさんには居眠りの自由もあります。」と、いきなり笑いを取りに来たのは意外でした。「表現の自由」を制限するには高いハードルを越えなければ出来ないことになっていると4つの要件を示され、新宿区のやっていることは制限する要件にはあたらないということが良くわかりました。
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講演の前に各政党からのあいさつがあり、日本共産党からは宮本徹衆議院議員が、立憲民主党は小川敏夫参議院議員、社民党は河野達男区議会議員、自由党は山本太郎参議院議員のメッセージを野沢哲夫さんが代読しました。宮本徹さんによると、今日のNHKラジオのフランス語(講座)でデモのことをやっていたそうで、木村草太さんも「私の娘もフランス語講座が好きで…」と宮本さんの話を引き取って話を盛り上げるあたりは上手いな~と感心🎵

二部のパネルディスカッションは、労働組合(岡村さん)、地方自治専門の学者(早稲田大学の小原教授)、区議会議員(共産党のあざみ区議)がパネリストとなって、進行役(立憲民主党の三雲区議)からの質問に答え、それに木村教授がコメントする形で行われました。会場からの質問で、「デモをするなら公園にこだわらなくても出来るのでは?」というのがありましたが、木村教授は「日本の都市計画はデモや集会が出来るような広場を作らないから、事実上は公園くらいしかないのでは?」と、労働組合の岡村さんも「本来はどこでもデモは出来ると、先輩たちは頑張ってきたけど、デモの申請に行くと警察は公園押さえてないと認めない。」と。公園でなくてもデモは出来るというのは吉住区長も言っていますが、もしそうだとしても「表現の自由」は侵すことのできない大事な権利だということが、今日のシンポジウムで良くわかりました。