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子どもたちは臨時休校以降、外出が制限された時期もあり長期にわたってストレスにさらされています。学校や学童クラブでの遊び場確保について質問し、体育館にエアコンが設置された学校では昼休み等も活用されていましたが、学校内学童クラブの体育館利用は十分に行われているとは言えない状況です。

学校内学童クラブでは(放課後子どもひろば、ひろばプラスも)、体育館や図書館などが遊び場として使えるのですが、実際に使用する場合は指導員が付いて移動しなければならないとか、子どもが使った所は消毒しなければならないとかで、十分に活用できていません。

国の補助金では、消毒等で人手がかかる場合の雇い上げ経費などに使えるとしていますが、新宿区は補助金を満額申請せず、1400万円分が未申請でした。現場に不公平が生じるため、再申請を要求したところ、「検討する」と答えました。子どもたちの権利を区が勝手に放棄することはあってはならないので、満額申請され、現場で活用されるまで見届けたいと思います。

コロナDV・コロナ虐待から女性と子どもを守ることについても質問しました。まず聞いたのは、DV・虐待の相談件数です。数字(下記)を聞いて、改めて心が痛みました。

DV相談
3月 107件
4月 126件
5月   84件
6月 108件
7月   77件
8月   66件
 計 568件
 
虐待相談
3月   84件
4月   82件
5月   78件
6月 109件
7月   95件
8月   87件
 計 535件

私自身に寄せられた相談の体験も踏まえて、寄り添いながら共に問題を解決する伴走型のコミュニティソーシャルワーカー設置を改めて要求するとともに、支援団体との連携強化を求めました。さらに、今あるシェルターは社会と遮断されてしまう制度のため被害者が入所を断るケースもあることから、借り上げホテル型のシェルターを要望しました。

質問と答弁の詳細は、新宿区議会のホームページや、日本共産党新宿区議団のホームページにアップされます。